「自分を苦しめない」と決めたら行動が変わった|本音を守る小さな一歩

自分を苦しめない選択の大切さを綴る記事のサムネイル

みなさんこんにちは、くりちゃんです。

あなたは、自分に厳しすぎるなぁと感じることはありませんか?

私は、長いこと、自分に厳しすぎる人間でした。

今回は、「まだ自己受容は完了していないけれど、本音に気づいた人」が、自分との信頼関係を育てるためにできる行動について書いてみたいと思います。

〈 もくじ 〉

本音に気づいたのに、揺さぶられるとき

私は、しばらく内観・内省を続けてみて、すごく自分の色々な側面への発見があって、本音も見えてきた時期に、どうしても、現実の出来事に引っ張られて選択を見誤ることが結構あったんですよね。

特に、このような自分の外側の基準に心が揺さぶられることが多々ありました。

  • 社会的常識
  • 社会的地位
  • 社会人として
  • 大人として

この心の揺さぶりから不安が生まれ、安心・安定を求める。つまり、不安から逃げるための行動や選択をする。

これらが悪いと言っているわけではなく、自分の「本音」には反していると気付いているのにどうしても心が引っ張られたりしていました。

自分の心は見えてきたのに、「気持ち」「選択」「決断」「行動」がブレる。そして、また同じようなことを繰り返しそうになっていました。

本音には気づいているけど、最終的には、安心感を求めて本音と逆の選択をする。

これ、自己受容せずに諦めたり、本音(心の声)を現実にしていけない流れの、結構あるある落とし穴なんじゃないかと思うんですよ。

「苦しめない」という約束が“自己信頼”のはじまりに

そんな時、とある方に言われた言葉が、私のその後の選択と行動を変えて行くことになります。

これはかなり心にズン!ときました。

この約束が、どこまで自分や現実を変えるか?

その時は正直、半信半疑だったんです。
が、なぜかとりあえず1ヶ月だけ守ってみようかなと思ったんです。

その時からこの約束が行動指針になりました。

「自分をもう苦しめないっていう約束を守る」
この決意によって、何かを決める時、選択する時、行動する時の大事な軸ができました。

そして、この約束が守れた時、自分への信頼が生まれたんです。
それが、自己信頼。

たまに、自分の計画したことを守ると、自己信頼につながって自信になるって聞きませんか?

例えば、週1回はジムに行く、毎日15分だけ英語の勉強をするとか。
これは本当に前向きで素敵な約束。
でも私は、まず「自分を苦しめない」っていう約束。これがスタートだと思っています。

特に自分に厳しい人、自己否定しがちな人は、一番大事な約束。

ここから変わっていきます。そして、自分を守る行動ができた時に、大きく自分を信頼できるようになります。

「心地よさ」や「しっくり感」を指針にしてみた

自分に問いかける時間をもつ

では、「自分を苦しめない」という約束をどうやって守るか?なんですが、行動や選択のたびに、自分にこう問いかけました。

〈 問いかけリスト 〉
  • これは自分を苦しめない?
  • これは心地よい?
  • しっくりくる?
  • 胸の辺りは重くない?
  • 腹のあたりに不快感はない?
  • 純粋にハッピーな未来が想像できる?
  • 気持ちは軽やか?
  • 何か違和感はない?

こうして、心が重くなったり違和感を感じるものは、選びませんでした。

そうすることで、自分を苦しめる未来を選ばない選択ができ、それを”自分のためにやっている”という自分に対する信頼が少しずつ芽生えました。

「やりたくないけど、今回はやる」と自分に相談する

でもですよ、生きていたら、やりたくないことも時にはやらないといけないことってありますよね?

会社にいたら、タスクはあるし、他にも生活ではやることが色々ある。

やりたくないことをいきなりゼロにするっていうのは、ちょっと現実的ではないですよね。

そういう時は、心との折り合いをつける方法として、「やりたくないよね〜知ってる」と自分の本音に共感して、「でも、今回はやるね。」と自分に許可を取って動くことにしていました。

例えば、
気乗りしないタスクだけど、今は経験として必要だからやる。
自分の夢に近づくために、あえて今はこの仕事を続ける。
本当はもっと自分の価値を高く設定したいけれど、今は信頼構築のためにこの価格で始めてみる。

自分の本音を無視せず、でも納得してから自分で選ぶ意識を持ちました。
こういう柔軟性はあってよし。でも本当に大切な「自分を苦しめない」という約束には忠実にいました。

気づけば、自分の行動が“本音と一致”していた

自分との約束が守れるようになってきた頃、気づけば、少しずつ「自分の本音と行動が一致する」ようになっていました。

やりたいことをやり、自分を苦しめるようなことはやらない。

ものすごく単純なことですが、この小さな選択の繰り返しで、大きく変えたつもりはないのに、環境も、行動も、自然と心地よい方向へ変わっていったんです。

心の声と行動を一致させていった結果、無理がなくなりました。

そして、どんどん自分らしく行動できるようになり、生きやすさを実感し始めます。

まとめ:本音を行動に移すには、“自分との信頼関係”から

自分の本音や、ワクワクすることや、やりたいことを形にしていきたい。

それを実現させるために行動したい人は多いですが、まずは、自分との信頼関係構築がとっても大事な基盤になるんじゃないかと思います。

よくマインドを変えると現実が変わると言いますよね。
現実を作っているのは、日々の小さな小さな選択の積み重ね。

だからこそ、
「自分を大切にする選択の積み重ね」が「自分を大切にできる現実」を作っていくんじゃないかなぁ。

自分との対話を続けている人で、何から行動に移せば良いかわからない時は、ぜひぜひ「自分との約束を守る」ってことをしてみると、現実も動き出すと思います。

自分のことを大切にしたい、でもどう動けばいいかわからない。
そんな時期って、誰にでもあると思います。

そんな時こそ、「自分を苦しめない」小さな行動を、ちょっとずつ始めてみてくださいね。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は、じゃあ次はどうやって「心」を実現していくのかって話をしていきます。

ただ、これに関しては私もまだ道半ばなので、リアルな道半ばな人の話として読んでいただけると嬉しいです。

それでは、また次回お会いしましょう🍵

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プロフィール写真

くりちゃん|自己対話ガイド

ブログ・自己対話セッションサービス運営
神奈川県出身、現在は韓国在住。
ブログ「こころの時間」を毎週土曜日9時に更新中。

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