この記事を待っていてくださった方も、たまたまクリックしましたという方も、みなさんこんにちは。
風邪で寝込んでいたため、記事公開が遅れてしまい、申し訳ないです。おかげさまで、復活しました。
さて、なんかまた長くなってしまったので3パートに分けたこのテーマですが、今回で最終回になります。
これまでのパートでは、問いの大切さ、良い問いとは、意識すること、について書いてきました。
パート3では、私はどう問いを立てているかをご紹介し、自己対話ですぐ使える問いのテンプレを共有していこうと思います。
ひとつの例として、みなさんの自己対話の参考になれば嬉しいです。
日常で問いを立てる4ステップ
私が日常でどう「問い」を立てているかというと、大きく4つのステップに分けられると思います。あくまで私のやり方なので、参考までに。
ステップ①|現象・感情をキャッチする
まずは出来事や感情をキャッチして、「なんか引っかかる」「モヤっとする」「おもしろい」と感じた瞬間を拾う。
ここではまだ頭を使って評価せず、まずは感覚として感じきります。
ステップ②|感情・思考・事実を分離する
これは深掘りたいなと思うものがあれば、感情を感じきった後に、このステップに自然と移ります。
そのまま問いにせず、一度「感情」「思考」「事実」に分けて整理します。
- 事実:○○があった
- 感情:私はこう感じた
- 思考:その背景・理由
この工程があることによって、問いが感情に引っ張られすぎず、なるべく俯瞰して、中庸な視点を持つことができます。(完璧でなくてOKですよ、私も完璧でないです。)
ステップ③|視点を移動する
「浅い問い」になるのを避けるために、視点をズラします。
外側 → 内側(他人より自分の価値観・感情にフォーカス)
前提アリ → 前提ナシ(制約条件を外す)
具体 → 抽象(今回の出来事からパターンを探したり、何かの概念と結びつけたりする)
こうすることで、なるべく頭の中のノイズを最小にして、「自分」や「本質」にフォーカスすることができます。
それが自然と、「深い問い」につながります👀
これは余談ですが、何かハッとするような「気づき」があったら、そのあとは、抽象 → 具体の視点の移動で、これからどうするか、しないか、の行動に落とし込んでいきます。
ステップ④|テキスト化&保存をする
やっている方も多いかもしれませんが、思いついた問いや、対話の記録、気づきなどを、残しておくと便利です。
私はGoogleスプレッドシートに、「お気持ちシート」を作って、そのまま思ったことや感じたことや学びを日付とともにメモしています。
🌱 例:
2025/08/19 Instagram投稿できんかった〜、なんかやる気が出ないぞ
2025/08/19 なんか最近は、また悲観的になったり自己否定してるかも
2025/08/20 その日によって全然気分がガラッと変わる
2025/08/21 自分の労力が報われた感があると嬉しい
たくさんの行になることもあれば、一行の日もあるし、すっかり忘れてて、数日間記録なしの時もあります。ゆる運営です🍵
正直何に使うわけでもないんですが、人ってすぐ忘れちゃうじゃないですか笑
その時の感情に気づいて言語化したり、時々見返すと、パターンを発見したり、そんなこと思ってたっけ!?と単純に面白かったり、習慣づけると、「自分がどう感じているかに意識が行きやすくなる」と感じています。
そして、前提として大事なのはどんな気持ちも感じてOKということです🌱
そして、その気持ちを感じる自分もOKです。
ステップ①|現象・感情をキャッチする
まずは出来事や感情をキャッチして、「なんか引っかかる」「モヤっとする」「おもしろい」と感じた瞬間を拾う。
ここではまだ頭を使って評価せず、まずは感覚として感じきります。
ステップ②|感情・思考・事実を分離する
これは深掘りたいなと思うものがあれば、感情を感じきった後に、このステップに自然と移ります。
そのまま問いにせず、一度「感情」「思考」「事実」に分けて整理します。
- 事実:○○があった
- 感情:私はこう感じた
- 思考:その背景・理由
この工程があることによって、問いが感情に引っ張られすぎず、なるべく俯瞰して、中庸な視点を持つことができます。(完璧でなくてOKですよ、私も完璧でないです。)
ステップ③|視点を移動する
「浅い問い」になるのを避けるために、視点をズラします。
外側 → 内側(他人より自分の価値観・感情にフォーカス)
前提アリ → 前提ナシ(制約条件を外す)
具体 → 抽象(今回の出来事からパターンを探したり、何かの概念と結びつけたりする)
こうすることで、なるべく頭の中のノイズを最小にして、「自分」や「本質」にフォーカスすることができます。
それが自然と、「深い問い」につながります👀
これは余談ですが、何かハッとするような「気づき」があったら、そのあとは、抽象 → 具体の視点の移動で、これからどうするか、しないか、の行動に落とし込んでいきます。
ステップ④|テキスト化&保存をする
やっている方も多いかもしれませんが、思いついた問いや、対話の記録、気づきなどを、残しておくと便利です。
私はGoogleスプレッドシートに、「お気持ちシート」を作って、そのまま思ったことや感じたことや学びを日付とともにメモしています。
🌱 例:
2025/08/19 Instagram投稿できんかった〜、なんかやる気が出ないぞ
2025/08/19 なんか最近は、また悲観的になったり自己否定してるかも
2025/08/20 その日によって全然気分がガラッと変わる
2025/08/21 自分の労力が報われた感があると嬉しい
たくさんの行になることもあれば、一行の日もあるし、すっかり忘れてて、数日間記録なしの時もあります。ゆる運営です🍵
正直何に使うわけでもないんですが、人ってすぐ忘れちゃうじゃないですか笑
その時の感情に気づいて言語化したり、時々見返すと、パターンを発見したり、そんなこと思ってたっけ!?と単純に面白かったり、習慣づけると、「自分がどう感じているかに意識が行きやすくなる」と感じています。
そして、前提として大事なのはどんな気持ちも感じてOKということです🌱
そして、その気持ちを感じる自分もOKです。
📚 自分を外側からやさしく俯瞰して見つめるヒントはこちら
自己対話に役立つ質問テンプレ集
ここまで色々と書いてまいりましたが、自分で「問い」を立てるのって、結構労力が必要かと思います。
そんな時は、これらのテンプレを参考にしてみると、深掘りのきっかけになるかもしれません。
深掘りをする前には、一度、どんな状況や感情もそのままジャッジせずに、受け入れて、感じ切った後に問いかけることをオススメします🌱
① 気分がモヤモヤしている時
- 私は今、何に一番引っかかっているんだろう?
- このモヤモヤを他の言葉で表現すると何だろう?
- どんな出来事や言葉がきっかけで、この感覚が出てきたんだろう?
- このモヤモヤは、私に何を気づかせようとしてる?
- この気持ちが大切に守ろうとしているものは何だろう?
- このモヤモヤを一番強く感じる場面って、どんな時だろう?
② 感情を整理したいとき
- これは事実?感情?それとも解釈?
- 同じようなパターンって過去にもあったっけ?(トリガーと感情のセット)
- この感情を言葉にすると何だろう?(感情や体の感覚など)
- 今の私が本当に欲しいのは「解決」?それとも「安心」?
- この感情を抱えている自分に、今かけてあげたい言葉は何?
- この感情は私に何を伝えようとしてるんだろう?
③ 選択や決断をするとき
- 制約や条件を全部外したら、どちらを選びたい?
- 肩書きや役割を全部外したら、私は何を選ぶ?
- 「やらない理由」ではなく「やる理由」で選ぶとしたら?
- 何に一番「怖さ」を感じる?
- この選択で「守りたいもの」は何だろう?
- どっちの選択肢がワクワクする?
- 感覚的にしっくりくる方はどっちだろう?
- 選んだ場合の最悪の事態って何だろう?
- 心の奥で何か「不足している」「足りない」って感じてない?
- 私は、不安な心を満たしたいのかな、純粋にやりたいのかな?
④ 自分をもっと知りたいとき
- これをやっている自分は好き?
- 私が「心地よい」と感じる瞬間は、どんな時?
- 私が「喜び」を感じるのはどんな時?(嬉しさというよりは、喜び)
- 時間を忘れるほど夢中になるのはどんな時?
- 気づいたら自然とやっていることは何だろう?
- このパターン繰り返してる?状況やトリガーはある?
- 誰にも見せていない私の一面の中に、大事にしたい部分はある?
- 私が自然で楽にいられる時ってどんな時だろう?
外側への答え探しから、内側に立てる問いへ
実は私も以前は、外側に答えを求める問いばかりを、自分に問いかけていました。
ほんの1年半前のことです。
当時は、こんなことを問いかけていました。
“仕事として”やりたいことってなんだろう?
どんなキャリアを築きたいかな?
転職するなら、どの職種や業界がいいかな?
年収下げずにいられる仕事は?
リモートできる仕事は?
今の仕事と同条件だけど続けられそうな仕事は?
でも中々しっくりくる答えが出ないんですよね・・・
コーチングを受けてみて
これはサポートが必要だ!とコーチングを受けた時に、このような自分に焦点を当てた質問を、コーチからしてもらいました。
人生の目的は?
どんな人生にしたい?
仕事になるかは考えずに、やりたいことは?
何をしてる時が楽しい?
そこから自分に向き合うことを少しずつ始められ、ある程度は深められましたが、あのときは頭の中のノイズを消しきれないまま問いかけていたなぁと思います。
今思い返すと、自己受容というベースがなく、心というよりは頭で考えていたんだと思います。
現実的な考えが、本音を見えなくさせていた
本音がなんとなく分かっても、”そのままの自分でOK”という感覚と自己信頼がないから、このような思考が割り込んでしまったんですね。
現実的にどうなの?
お金になるの?
世間的にどうなの?
また、やりたいことが、すでに会社員の職種として存在しない場合は、思考のカットインに陥りやすいかもです。わたしもこれでした。
問いが変わったきっかけ
問いの質が変わったのは、「自分をこれ以上苦しめない」と約束してからでした。
そこから、こんなふうに自分に問い始めました。
なんで苦しいんだろ?
そもそも私が自分を苦しめていたのはなぜ?
自分の内側、無意識や、心や感情にフォーカスし出したのです。
問いが変わってから、色々なことが変わり始めました。
そして答えは、外側ではなく、内側にすべてありました。
誰でも、すでに本当は内側では知っているんだと思います。
ただ、感情や体の反応のヒントを無視したり、思考やノイズで見えなくなっているだけなんです。
こうして私は「外側に正解を探す問い」から「内側に問いを立てる」方向へとシフトしました。
外側に正解を探すと 「欠けている自分」を前提にした問いになる一方、内側に問いを立てると 「すでにある自分」 を前提にした問いになります。
そして、そのシフトはいつでも誰にでも起こすことができます。
📚 在り方を先に整えて、それから行動するヒントはこちら
まとめ|問いをゆっくり育てていく
「問い」は、経験や気づきによって変わるし、深まります。
問いが変わった時って、自分が変わった時でもありますよね。
今の自分は、どんな問いを持っているか?
そこに実は、あなたの本当に「知りたいこと」が隠されているかもしれません。
あと、これも大事なので付け加えておきますが、この記事を読んで、「正しい問いをしなきゃ・・・!!」と思わないでくださいね。
問いも人生も選択も、そもそも正解はないですもんね。
問いも、ゆっくり自分と一緒に、自己対話の深まりと一緒に育てていく。
そんな意識で良いと思います🌱
この記事も、ピンときた言葉や問いを、自分勝手に選んでもえらえたら嬉しいです。
そしてこの記事が、みなさんの自分に向き合う何かしらのヒントになれば幸いです。
さて、3回続いたPower of Toi のシリーズはこれにて一旦終了です。
今回も、読んでくださりありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう〜🍵
- 日常の問いは「現象をキャッチ → 感情・思考・事実を分ける → 視点を移す → 記録する」の4ステップ
- 問いは感情を感じ切った後に立てると、より本音に届きやすい
- 「モヤモヤ・感情整理・選択・自己理解」など、状況別に問いを使い分ける
- 外側への正解探しではなく、内側に問いを立てることで本当の声に出会える
- 問いは正解を求めるものではなく、自己対話と共に“育てていく”もの
- 今の自分が持つ問いの中に、すでに“知りたいこと”の答えが隠れている
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くりちゃん|自己対話ガイド
ブログ・自己対話セッションサービス運営
神奈川県出身、現在は韓国在住。
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くりちゃん|自己対話ガイド
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